家の汚れが気になる年末。汚れをため込んでいると、大掃除が大変になりますよね。花王株式会社（東京都中央区）が実施した「汚れに気付いているけれど、放置している場所」に関する調査によると、4人に3人が「気付いているけれど見て見ぬふりをしている場所がある」と回答したことがわかりました。では、見て見ぬふり・放置している場所はどこが最も多かったのでしょうか。
調査は、同社が運営する生活情報サイト『My Kaoくらしラボ』の読者5128人を対象として、2025年9月にインターネットで実施されました。
調査の結果、「汚れに気付いているけれど見て見ぬふりをしている場所がある」と答えた人は全体の75％となり、多くの人が、日常の中で“やらなきゃ”と思いながらも後回しにしてしまう場所がありました。特に若い世代ほど、その傾向が高いようです。
また、「汚れに気付いているけれど見て見ぬふり・放置している場所」については、「窓のサッシ、レールや溝」（56%）が最も多く、次いで「浴室のカビ」（52%）、「冷蔵庫の裏・下」（51%）が続き、いずれも掃除の手間がかかり、ふだんの生活ではなかなか手を付けにくい場所が上位となりました。
そこで、「掃除をしない理由」を尋ねたところ、「面倒くさい」（61%）が最多となったほか、「取りかかるのが億劫」（52%）、「時間がない」（34%）、「掃除のやり方が分からない」（30%）などが挙げられ、忙しさや経験不足が、掃除を後回しにする要因となっている様子。
一方で、「子どもの友人や自身の友人を呼んで集まる機会を作り、やらざるを得ない状況に追い込む」や「一度に全部をやろうとすると負担が大きいので、『今日は押し入れの上段だけ』といったように小分けにして取り組む」といったちょっとした工夫や家族の協力でそうした壁を乗り越えている前向きな声も多く見られました。
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【出典】
▽My Kaoくらしラボ／『読者5,128人の声 大掃除前にチェック！ふだん見て見ぬふりしがちな場所は？』
