「電子音と違う」錆びた電鈴が再び鳴った瞬間に感動/歩鉄の達人さん(@hotetunotatujin)提供
「電子音と違う」錆びた電鈴が再び鳴った瞬間に感動/歩鉄の達人さん(@hotetunotatujin)提供

自宅に本物のディーゼル機関車や踏切を動態保存する"鉄道マニア"が、ヤフオクで落札した錆だらけの機械式電鈴(踏切などで使われる機械式ベル)を自力で修復した様子をXに投稿したところ、「ガチで鳥肌立った」「只者じゃねえ」などと注目を集めています。

投稿主は鉄道・刀剣・マンホールなど多彩な趣味を持つ、歩鉄の達人さん(@hotetunotatujin)。自宅の庭には、ディーゼル機関車を動態保存しているというから驚きです。

「もともと鉄道が好きだったわけではなく、興味を持ったきっかけは息子だった」と語る、投稿主さん。鉄道好きの息子さんを廃線跡へ連れて行くうちに、自分が夢中になってしまったそう。

「いつかは自宅に鉄道車両を設置できたら…と思っていました」

約14年前のある日、息子さんからネットでディーゼル機関車が売られていると聞き、購入を決意。さらには踏切警報機や故障札、遮断機などもオークション等で次々と入手したそう。「多少の知識はありました」と語る通り、機械メーカーで据え付け工事に携わった経験を活かし、第2種電気工事士の免許も取得。現在は自らリレー回路を組んで、機関車を動かしているといいます。

今回修復した電鈴も、ヤフオクで手に入れたもの。内部までかなり錆が回っていたそうですが、「基板などがなく単純な構造だったので、最悪、電磁石はコイルを巻き直せば何とかなるかな? と思いました」と振り返ります。

とはいえ作業は簡単なものではなく、特に苦労したのは、古い電気部品を更新する工程だったといいます。

「あらかじめ配線の写真を撮って記録しておき、部品をすべて新しいものに交換しました。コンデンサーなど、同じ容量のものをネットで探すのに苦労しましたね」

こうして整備を終えた電鈴が再び音を出した瞬間について、「電鈴は電子音ではなく鐘を鳴らして音を出す構造なので、生の鐘の音に感動しました」と話します。

今回の投稿には大きな反響が寄せられましたが、歩鉄の達人さんは「こんなものかなと」と淡々とした様子。動態保存している機関車の今後について、「そろそろ車体を黄色に塗り替えたい」と話します。 

なお、機関車のアップデート状況など投稿主さんの活動報告は、公式サイト「歩鉄の達人」で随時公開中です。