幼い子どもの“言い間違い”は、親にとってかけがえのない宝物…そんな一瞬の尊さを切り取った投稿が、X(旧Twitter)で大きな反響を呼んでいます。
投稿したのは、「ちぎりパンと5歳娘」さん(@chigripanna)。娘さん(5歳)が長く口にしていた「マクドドナルド」という言い間違いが、ついに「マクドナルド」に直ってしまったことを明かし、「今私に残されてるのは『忍たら万太郎』だけ…」とつづりました。
この投稿には、「分かる」「直ると寂しいですよね」といった共感の声が相次ぎ、子育て中の親たちから多くの反響が寄せられています。
■「ママ、もしかして…」自分で気づいた“卒業の瞬間”
話題となった「マクドドナルド」は、娘さんが2歳から4歳頃にかけて使っていた言葉だといいます。
転機となったのは、4歳になってカタカナが読めるようになった頃のこと。「ママ、もしかしてマクドドナルドってほんとうはマクドナルドなの?」と、娘さん自身が気づいたことがきっかけで、自然と正しい言葉へと変わっていったそうです。
■「今だけのもの」あえて訂正しなかった理由
「ちぎりパンと5歳娘」さんは、こうした言い間違いをあえて訂正せず見守ってきました。
「とにかく可愛くて、今だけのものだと思うので訂正せずに楽しんでいました」
未就学の時期であれば困る場面も少なく、「自然と直るまでそのままに」という考えで見守っていたといいます。一方で、小学生になれば必要に応じて正しい言葉を教えるつもりだったとも明かします。
■しわらせ、ぶっくり…思い出に残る“ことばたち”
これまでにも、印象に残る言い間違いは数多くあったそうです。
「しわらせ(幸せ)」「くちびり(くちびる)」「テベリ(テレビ)」「おぎにり(おにぎり)」
さらに、「ぶっくりした(びっくりした)」「ブッコロリ(ブロッコリー)」など、思わず頬がゆるむような言葉が並びます。
こうした一つひとつが、今しかない成長の記録でもあります。
■「嬉しさとせつなさ」親だけが知る複雑な気持ち
「マクドドナルド」が直ったときの心境について、「ちぎりパンと5歳娘」さんはこう語ります。
「最後の『マクドドナルド』も、最後と気づかないうちに通り過ぎていたんだなと感じました」
子どもの成長は喜ばしいもの。しかし同時に、「2度と戻れない瞬間を生きている」という切なさもあったといいます。その“嬉しさと寂しさが同時に訪れる感覚”に、多くの親が共感しています。
■「うちも同じ!」リプ欄は“言い間違いの宝庫”に
投稿には、さまざまな家庭の“かわいい言い間違い”が続々と寄せられました。
「テベリ(テレビ)」「にしやつま(西松屋)」「あちゃかんまん(赤ちゃんマン)」「まいもん(ドラえもん)」「ぽんぽこり(ぼんぼり)」など、どれも微笑ましいものばかり。
さらに、「忍たら万太郎」は他にも複数の家庭で見られたそうで、「ちぎりパンと5歳娘」さんも「びっくりして笑ってしまいました」と振り返ります。
中には「直ってしまってから思い出せない」という声もあり、「メモしておけばよかった」という後悔も共感を呼びました。
■いつか消えてしまう“言い間違い”という宝物
子どもの言葉は、気づかないうちに変わっていくもの。だからこそ、その一瞬一瞬がかけがえのない記憶として残ります。
何気ない言い間違いに、笑って、愛おしんで、そして少しだけ寂しくなる…そんな親たちの共通の思いが、多くの人の心を温かくしているようです。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)
























