生活保護受給者「孤独死への不安」※画像はイメージです(buritora/stock.adobe.com/)
生活保護受給者「孤独死への不安」※画像はイメージです(buritora/stock.adobe.com/)

生活保護を受給しながら生活する単身者が抱える「孤独死への不安」をご存じですか。株式会社アーラリンクの調査で、単身の生活保護受給者のうち約8割が、孤独死に対して不安を抱えていることがわかりました。

この調査は、通信困窮者の自立支援を目的として「誰でもスマホ」を展開する株式会社アーラリンクが、生活保護受給中、または受給経験があり、過去に携帯が止まった経験のある「誰でもスマホ」の利用者378名を対象として2026年5月に実施したもので、今回は一人暮らし(単身世帯)である295名のデータに着目して実態をまとめています。

まず、一人暮らしの生活保護受給者(295名)に対して、将来的な「孤独死への不安」を感じるか尋ねたところ、「強く感じる」と答えた人は46.1%(136名)、「少し感じる」は33.2%(98名)という結果で、合わせると79.3%が不安を感じていることが分かりました。 

次に、自身の突然の病気などの緊急時に、周囲に気づいてくれる人がいるかどうかについては、「いない」との回答が48.1%(142名)で最多でした。
「あまりいない」の26.8%(79名)と合わせると合計で74.9%(221名)が緊急時に気づいてくれる人がいない、あまりいない状況であることが分かりました。

続いて、自分が倒れたり亡くなったりした際に「誰にも気づいてもらえないのではないか」と不安を感じるか尋ねたところ、「強く感じる」が140名、「少し感じる」が100名という結果でした。全体の81.4%が不安を感じていることが分かりました。

アンケートの自由回答から、孤独や孤立への不安の声は高齢者だけでなく、30代や40代の世代からも寄せられました。

【当事者からの声(抜粋)】
・「このまま社会復帰できず、生活保護のまま一人で死んでいくのではないか」(30代・男性)
・「倒れた時や死んだ時にどうなるのかが心配」(40代・男性)
・「誰ともひと言も話さない日がザラにある。言葉そのものを忘れてしまいそうになります」(50代・男性)
・「持病で電話で救急車を呼べるか不安」(60代・男性)