夏休みはキャンプや登山、渓流釣り、ハイキングなど、自然の中で過ごす機会が増える季節です。しかし近年、全国各地でクマの出没や人身被害が相次いでおり、アウトドアを安全に楽しむためには事前のクマ対策が重要になっています。
株式会社REVA JAPAN(東京都新宿区)が運営する『クマ対策センター』が公開した「【2026年版】キャンプ・登山で役立つクマ対策-夏休み前に準備したい5つのポイント」から、夏休みに準備しておきたい5つのクマ対策をわかりやすく解説します。
調査は、全国の男女100人を対象として、2026年に実施されました。
まず、「クマ出没のニュースを見ると登山やキャンプを控えますか」という質問では、9割が「控える」(必ず控える40%、場合によって控える50%)と回答し、多くの人が情報を参考にしながら登山やキャンプなどの予定を判断していることが分かりました。
続いて、「家族や子どもだけで自然の多い場所へ行くことに不安がありますか」と聞いたところ、約9割が「不安がある」(非常にある46%、少しある43%)と回答しました。
近年は山間部だけでなく、公園や住宅地周辺でもクマの目撃が報告されるようになり、小さなお子さま連れや家族でのアウトドアに不安を感じる人が増えていることがうかがえます。
また、「クマが以前より身近な存在になったと思う」(非常に思う53%、少し思う39%)とした人は9割を超えました。
以前は山奥だけの問題と思われていたクマですが、近年は市街地や観光地、河川敷などでも目撃情報が増加しています。そのため、「自分は大丈夫」と考えるのではなく、誰もが遭遇する可能性があるという意識を持ち、事前の準備を行うことが重要です。
■夏休みに準備しておきたい5つのクマ対策
クマとの遭遇を完全に防ぐ方法はありません。しかし、事前に適切な準備を行うことで、遭遇するリスクや人身被害のリスクを減らすことは可能です。
クマとの遭遇を防ぐためには、「情報収集」「遭遇を避ける工夫」「万が一の備え」を組み合わせることが不可欠です。出発前に以下の5つのポイントを確認しておきましょう。
▽出発前にクマの出没情報を確認する
もっとも重要なのは危険な場所へ近づかないことです。自治体や警察のホームページ、SNSなどで目的地周辺の最新目撃情報を確認し、頻出地域の場合は行き先を変更する英断も必要です。
▽単独行動を避け、自分の存在をクマに知らせる
クマは基本的に人間を避ける習性があります。なるべく複数人で行動し、会話をしながら歩くことで、クマに人間の接近を知らせることができます。
▽熊鈴などのクマ対策用品を活用する
音で存在をアピールするために熊鈴や笛、ラジオなどを携行しましょう。特に視界が悪い場所や川の音で声が聞こえにくい場所では有効です。
▽万が一に備え、クマスプレーなど護身用品を携行する
至近距離で遭遇してしまった場合に備え、クマスプレーなどの護身用品を準備しておきます。いざという時にすぐ手に取れるよう、リュックの中ではなくベルトや胸元に装着しておくことが大切です。
▽食べ物やゴミを放置しない
生ゴミや食べ残し、ジュースの空き缶などの匂いはクマを引き寄せます。キャンプ場や休憩場所では食材・ゴミを放置せず、密閉容器に入れて保管するか必ず持ち帰りましょう。
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【出典】
▽クマ対策センター
























