「ちゃんと目的地に送り届けているのに、料金が支払われないなんて」。こんな不満の声が仙台市内のタクシー会社から「読者とともに 特別報道室」に寄せられた。生活保護受給者が通院で利用するタクシーの運賃について、同市各区の担当課が、通院履歴が確認できない分を差し引いて振り込んでいるという。(河北新報)
■仙台市「証拠がないと…」
同社の運行管理者によると、各区の保護課から利用を予定する受給者の申込書の提供を受け、本人の依頼に応じて医療機関に通う際にタクシーで移送する。毎月、利用者ごとに運賃をまとめて請求書を保護課に提出するが、一部が支払われないことがあり、問い合わせると「通院履歴が確認されない分は支払えない」と回答された。

2年前に、利用者1人で数カ月の運賃計約18万円分が支払われなかったケースもあった。担当する若林区の保護課は「規則だから」の一点張り。顧問弁護士を通じて質問状を送ったが、今も回答はない。運行管理者は「金額に差はあれ、他社でも同様の話があるようだ」と明かす。
























