記事特集
震災復興と再生のランドマークとなる新・神戸新聞会館ビル(仮称)の起工式が十八日午前、神戸市中央区、JR三ノ宮駅前で行われた。「神戸の玄関口」として多様な都市機能を併せ持つ複合ビルが、二〇〇六年秋に完成する。
起工式には、大石久和国交省技監や井戸敏三兵庫県知事、矢田立郎神戸市長はじめ地元政財界関係者ら約二百人が出席。稲垣嗣夫神戸新聞社長は「震災から十年を経て、都市再生のシンボルとして全国に発信したい」とあいさつした。
同ビルは地上十八階地下二階建て、高さ約九十メートル、延べ床面積約四万平方メートル。シネマコンプレックス(複合映画館)や飲食店、オフィス、神戸新聞文化センター(KCC)などの文化教育施設が入る。一階にバスターミナルを整備、都心の交通機能の強化を担う。
旧新聞会館は一九五六年に建設。神戸のシンボルとして親しまれたが、九五年の震災で全壊し解体された。
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