ソラノメ
昭和の高度成長期を凍結保存したような光景。レトロな雰囲気の主役は、近未来を思わせる“空飛ぶ円盤”だ。
回転展望台。姫路市中心部の手柄山中央公園にそびえる。最上層、円盤部分は床が周回する喫茶店になっている。1周14分の空中散歩。眼前に広がる城下町に、世界遺産・国宝姫路城や書写山が次々と登場する。
1966年に開催された「姫路大博覧会」のテーマ塔として建てられた。デザインは米ロサンゼルス国際空港内の建物を模したとされる。老朽化で一度は解体方針が示された。しかし、存続を望む市民の声を受け、モニュメントとして残すことに。往時の活気を伝える「レガシー(遺産)」だ。
喫茶店は25日に閉店する。見納めのため、人が連日詰め掛ける。惜別への時を刻むように展望台は回る。(大森 武、藤家 武)
2018/3/10-
ドローンで見る<ソラノメ>余部橋りょう(香美町)
-
ドローンで見る<ソラノメ>尼ロック(尼崎市)
-
ドローンで見る<ソラノメ>円形校舎(神戸市灘区)
-
ドローンで見る<ソラノメ>室津のカキ養殖
-
ドローンで見る<ソラノメ>六甲山スノーパーク
-
ドローンで見る<ソラノメ>神子畑(みこばた)選鉱場跡
-
ドローンで見る<ソラノメ>明石クリーンセンター
-
ドローンで見る<ソラノメ>岩座神の棚田
-
ドローンで見る<ソラノメ>神鍋山噴火口
-
ドローンで見る<ソラノメ>中古建設機械物流拠点









