ラップの芯を使って、アメフトのボールを運ぶ利用者ら。バランス力などを鍛えるという=明石市小久保6
ラップの芯を使って、アメフトのボールを運ぶ利用者ら。バランス力などを鍛えるという=明石市小久保6

 明石市の障害者就労支援施設が、知的障害などのある人らを対象にした介護予防のプログラムづくりに取り組んでいる。神戸市の整形外科クリニックが協力。気軽にできるストレッチなどを組み合わせ、利用者に定期的に体を動かしてもらう。就労支援施設では日中、同じ姿勢での作業時間が長い人も多く、関係者は「障害者の介護予防という視点が重要だ」と指摘する。(新田欧介)