記念撮影に応じる(前列右から)シゴセンジャーレッド、丸谷聡子市長、ブラック星博士ら=明石市立天文科学館
記念撮影に応じる(前列右から)シゴセンジャーレッド、丸谷聡子市長、ブラック星博士ら=明石市立天文科学館

 老朽化した設備のリニューアル工事のため、明石市立天文科学館(同市人丸町)が1日、来夏までの長期休館に入った。休館前最後の開館日となった9月30日には同館の人気ヒーロー「シゴセンジャー」や敵役の「ブラック星博士」らが出口のシャッターを閉じるイベントがあり、全国から集まったファンが同館とのしばしの別れを惜しんだ。(新田欧介)

 同館は1960年6月10日、日本標準時子午線上に開館。日本一の稼働日数を誇るプラネタリウムをはじめ、ユニークなキャラクターや企画などで多くのファンを集めてきた。リニューアル工事では、空調や電気設備の更新、プラネタリウムの音響やプロジェクターの改良などを予定している。