新作ボードゲームの遊び方を説明する川口森生さん=丹波市氷上町北油良
新作ボードゲームの遊び方を説明する川口森生さん=丹波市氷上町北油良

 植林や伐採、販売を繰り返しながら手元にたくさんの木を残すことを目指すボードゲーム「フォレストシップ」を、丹波市氷上町北油良の川口森生(もりお)さん(27)が開発した。「森の役割や森を守る難しさを多くの人に知ってほしい」との願いをこめて。(井原尚基)

 氷上高校時代は陸上部に所属し、29年ぶりの県高校駅伝出場に貢献した川口さん。鳥取環境大学環境学部に進学して森林の保全や活用法を学んだほか、大学のサークル活動で子ども向けのゲームを作った経験もあるという。現在は福祉施設で働きながら森林保全のボランティア活動を続けている。