指でボードを示して外国人と意思疎通する消防団と防災女子のメンバー=淡路市防災あんしんセンター
指でボードを示して外国人と意思疎通する消防団と防災女子のメンバー=淡路市防災あんしんセンター

 淡路市の消防団女性隊と神戸学院大の学生団体「防災女子」が連携し、災害時の外国人支援や備蓄について考える取り組みが、淡路市生穂新島の市防災あんしんセンターであった。女性隊員、学生ら約30人が、実際に災害時を想定し、外国人とやりとりしながら実践力を磨いた。(荻野俊太郎)

■アプリや筆記で避難所対応

 同市と同大が2017年に結んだ包括連携協定に基づく事業の一つ。同市には現在、約600人の外国人が住んでおり、災害時に外国人の孤立を防ごうと今回の場を企画した。