アニメ体験型テーマパーク「ニジゲンノモリ」(兵庫県淡路市楠本)で、人気アニメ「BLEACH(ブリーチ)」とコラボしたイベントが始まった。目玉は日没後のナイトウオーク。木々の間に設けた布などへプロジェクションマッピングで投影されたアニメのシーンを見ながら進み、作品の世界に入り込んだような感覚を楽しめる。(中村有沙)
ブリーチは、霊が見える主人公の男子高校生が、死神の力を得て悪霊退治に挑むストーリー。
2001年から16年まで「週刊少年ジャンプ」で連載された。コミックスは全74巻に上り、全世界累計発行部数は1億3千万部を超える。テレビアニメの放送と劇場版作品もある。
今回のコラボイベントはアニメの最終章「千年血戦篇」が舞台になっている。
ナイトウオークは、ニジゲンノモリがある県立淡路島公園の森林の約1・2キロを歩く。コースの中では、主人公らの戦いを描いたアニメシーンを見られ、スモークや照明などの演出により臨場感も体感できる。
日中は、公園内を回りながら謎を解くラリーイベントが催されている。
運営する総合人材サービスのパソナグループ(東京)によると、キャラクターが和装をしていることなどから海外で人気が高い作品だといい、今回のイベントでさらなるインバウンド(訪日客)需要を見込む。
来年2月11日まで。日中の謎解きラリーは午前10時~午後5時。ナイトウオークは日没~午後8時45分。ナイトウオークは中学生以上3900~4700円、小学生以下2500~2900円(時期によって変動)など。ニジゲンノモリTEL0799・64・7061