新春の舞台をPRする松竹新喜劇の(左から)曽我廼家桃太郎さん、曽我廼家いろはさん、藤山扇治郎さん、曽我廼家一蝶さん(右奥)、戸田ルナさん(同手前)=洲本八幡神社
新春の舞台をPRする松竹新喜劇の(左から)曽我廼家桃太郎さん、曽我廼家いろはさん、藤山扇治郎さん、曽我廼家一蝶さん(右奥)、戸田ルナさん(同手前)=洲本八幡神社

 淡路島を舞台にした喜劇「淡路島・温泉町値上がり中」が来年1月2~8日、京都市東山区の劇場・南座で上演される。島の「柴右衛門狸(しばえもんだぬき)」伝説とゆかりのある、松竹新喜劇が演じる人情劇。9月下旬、柴右衛門を祭る洲本八幡神社(洲本市山手2)を参拝した出演者らは「京都から淡路島の冬の観光をアピールし、双方のにぎわいづくりにつなげたい」と呼びかけた。(内田世紀)

 毎年、淡路島から夏の味覚を京都に届ける「はも道中」を淡路島観光協会などが続けているなど京都と縁があることから、関係団体が連携し、南座の「初笑い!松竹新喜劇新春お年玉公演」として企画した。