淡路三原高校(兵庫県南あわじ市市円行寺)2年の花田善さん(17)が、武道と体操やダンスの動きを融合させた新スポーツ「トリッキング」で活躍している。昨夏は米国であった世界大会に出場し3位に入賞。今月、市役所を表敬訪問し「頑張ることも大切だけど、大事なのは楽しむこと。そこを忘れずに続けていきたい」と抱負を語った。(劉 楓音)
花田さんは西宮市に住んでいた小学3年生の頃、神戸市内のスクールでトリッキングを始めた。中学生になって南あわじ市に引っ越してからも、技を磨くため神戸に通っている。
今回挑戦した世界大会は18歳以下対象で、出場には同高の教諭に紹介された県の留学支援制度「海外武者修行応援プロジェクト」を活用した。面接試験を通過し、7月中旬から約20日間、米サンフランシスコに滞在し、現地でホームステイ先を探して転々としながら、練習に打ち込んだ。
一昨年の夏に靱帯(じんたい)を損傷し、調子が戻っていなかったが、米国の出場者らの楽しそうな姿を見て「自然に力が抜けて挑めた」。大きく体を反らせながら側転する得意技の「ガンビ」を決められたことが、印象に残っているという。
「自分よりすごい人がたくさんいて、3位に満足はしていない。だけど、相手を尊敬し合って、みんなで大会をつくり上げる感じが良かった」と振り返る。
地元でも、母親が講師を務めるダンススクールでアクロバットを教えている。「パフォーマーとして活躍後、体育教諭になりたい」と将来の夢を描く。「自分がしてきてもらったように、誰かの背中を押せる先生になりたい。トリッキングも淡路島で広められたら」と笑顔で話した。























