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ロバート・キャパのさまざまな作品が並ぶ会場=9日午後、神戸ファッション美術館(撮影・鈴木雅之)
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ロバート・キャパのさまざまな作品が並ぶ会場=9日午後、神戸ファッション美術館(撮影・鈴木雅之)
ロバート・キャパの作品が並ぶ会場=9日午後、神戸市東灘区向洋町中2、神戸ファッション美術館(撮影・鈴木雅之)
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ロバート・キャパの作品が並ぶ会場=9日午後、神戸市東灘区向洋町中2、神戸ファッション美術館(撮影・鈴木雅之)

 報道写真家ロバート・キャパが戦場以外で撮影した作品を中心に紹介する「もうひとつの顔 ロバート・キャパ セレクト展」(神戸新聞社など主催)が10日、神戸市東灘区向洋町中2の神戸ファッション美術館で始まる。9日、内覧会があった。戦時下の市民の姿や、親交のあった著名人のポートレートなど約100点を展示。「人間とは」を問い続けたキャパの生涯に触れることができる。

 本名アンドレ・フリードマンは、1913年ハンガリー生まれ。世界の戦場を駆け巡り、54年、戦地で地雷を踏み40歳で亡くなった。

 39年にスペインで撮った「避難民移送センターにて」は、何かを諦めたような少女の表情が印象的。自転車レース「ツール・ド・フランス」を収めた写真では、沿道の観客の目線や表情だけで、レースの興奮や臨場感を表現する。画家パブロ・ピカソや女優イングリッド・バーグマンを撮影した作品や、54年に日本を訪れた際に撮影した大阪や奈良の写真も並ぶ。

 11月6日まで。9月19日と10月10日を除く月曜と、9月20日、10月11日は休館。一般千円ほか。同館TEL078・858・0050

(奥平裕佑)

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