池長美術館前の池長孟(左)と牧野富太郎(神戸市立博物館蔵)
池長美術館前の池長孟(左)と牧野富太郎(神戸市立博物館蔵)

 神戸市立博物館が外壁補修など約半年間の休館を終え、企画展「コレクション大航海」を開催している(17日まで)。館蔵品の中から海を共通テーマに古地図、美術品、歴史資料112点を出展。中でも、神戸の篤志家池長孟(はじめ)(1891~1955年)のコレクションは、同博物館の基盤をつくる大切な品々だ。(三津山朋彦)

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