記念すべき3万人目の来場者となった文屋仁之介さん(中央)と一緒に来た母の陽子さん(左)=兵庫県立美術館
記念すべき3万人目の来場者となった文屋仁之介さん(中央)と一緒に来た母の陽子さん(左)=兵庫県立美術館

 兵庫県立美術館(神戸市中央区脇浜海岸通1)で開催中の「描く人、安彦良和」展(神戸新聞社など主催)の入場者数が25日、3万人を突破した。

 同展は、アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザイナーとして知られる作家、安彦良和さんの半生を約1400点の原画や資料で振り返る回顧展。

 3万人目となったのは、お気に入りのガンダムのTシャツを着て来館した高校2年の文屋仁之介さん(16)=神戸市西区。母の陽子さん(54)と安彦さん直筆のサインが入った図録を受け取り「一生の宝物にします」と笑みを浮かべた。また、「小学4年の頃にガンプラにハマったことで映像作品も大好きになった」と熱いガンダム愛を語った。

 同展は9月1日まで。午前10時~午後6時まで。月曜休館(8月12日は開館し、翌13日休館)。一般1900円、大学生千円、高校生以下無料。同館TEL078・262・1011

(大高 碧)