貞松・浜田バレエ団(神戸市灘区)による「創作リサイタル36」が14、15日、神戸文化ホール・中ホールで開かれる。同バレエ団初演作を含む、スタイルの異なる3作品を上演する。
まず、パリ・オペラ座などに作品を提供しているスウェーデンの振付家アレクサンダー・エクマンの「CACTI(カクタイ=サボテンの複数形)」。2020年の「創作リサイタル31」で日本初演の予定だったが新型コロナの影響で上演を断念。22年に再び企画されたが、依然、コロナ禍で叶わず、今回が「3度目の正直」となる。音楽だけでなく会話をバックにした男女のデュエットダンス、独特のリズムと照明、時にコミカルな動きや表情も交えて構成する。エクマンはパリ・パラリンピック開会式でもパフォーマンスの振付を担い注目を集めている。