将棋の藤井聡太王位(23)=竜王、名人、棋聖、棋王、王将=に伊藤匠二冠(23)=叡王、王座=が挑む「伊藤園お~いお茶杯第67期王位戦」(神戸新聞社主催)7番勝負の第2局が15日午前9時、神戸市北区の有馬温泉の旅館「中の坊瑞苑」で始まった。
同い年の両者が争うタイトル戦の番勝負は5回目。今月4、5日に浜松市であった第1局では伊藤が先勝した。伊藤が初の王位獲得と三冠達成に向けて勢いに乗るか。それとも藤井が、7連覇と六冠堅持へタイに戻すか。シリーズの行方を占う、注目の対局だ。
10・00 対局が続く中、午前のおやつの時間を迎える。藤井聡太王位は夏季限定で、10月末まで提供されている白玉冷やしぜんざい。昨年に続いての選択に、「中の坊瑞苑」の担当者も「お気に召したようならうれしい」と笑顔。
伊藤匠二冠は、注文が入ってから練り上げるという本生わらび餅と、ホットストレートティーを注文した。
9・10 藤井聡太王位と伊藤匠二冠は、夏らしい着物で登場しており、副立会人の山崎隆之九段(45)は「すごくおしゃれ」と関心した様子で見つめた。
「一昔前と違って、棋士の着物に注目が集まる時代。藤井王位も伊藤二冠も、すごくさわやかで、季節と若さを感じさせてくれる」。伊藤二冠の夏らしく薄い生地の上着について、山崎九段は「すごいですね。透けている! 僕なんて、着物を選ぶとき、長い季節着ていたいから、厚めの品を選んでみようと思ってしまいますからね」と笑みを浮かべた。
9・00 対局開始。先手番の伊藤二冠が初手「2六歩」を指し、藤井王位が「8四歩」と応じた。
8・50 藤井聡太王位が入室する。和装姿で凛とした2人。駒を並べた後、盤面を見つめる藤井王位と目をつむる伊藤二冠。
8・45 伊藤匠二冠が対局室に入室する。おしぼりで手を拭き、お茶を一口。























