三菱UFJ銀行神戸支店長の笹谷聡氏
三菱UFJ銀行神戸支店長の笹谷聡氏

 「取引先企業の応接室に、震災の写真や資料が置いてあることが多いのです」と語るのは、三菱UFJ銀行神戸支店長の笹谷聡氏(51)。大阪や京都、名古屋にも勤務したが、阪神・淡路大震災を経験した兵庫県内の企業の「記憶にとどめる」意識に感銘を受けたという。2月末には防災をテーマにセミナーを開き、県内の取引先約100社が参加した。