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 兵庫県内に本店を置く11信用金庫と3信用組合(職域などを除く)の2025年3月期決算は、全体の7割に当たる10信金が最終増益となった。日銀の利上げを受け、融資による金利収入が増えて利益を押し上げた。低下が続いた貸出金利の水準は、全金融機関が上昇に転じた。預金、融資残高ともに多くの金融機関が伸ばし、但陽信金(加古川市)は初めて預金量が1兆円を超えた。(高見雄樹、横田良平)