りそなホールディングス（ＨＤ）傘下のみなと銀行（神戸市中央区、非上場）が１１日発表した２０２５年９月中間決算（単体）は、一般企業の売上高に当たる経常収益が１９９９年の同行発足以来の最高となった。底堅い資金需要を受け、貸出金と預金が過去最高を更新。金利上昇に伴い、貸出金利息も１８年のりそなグループ入り以降で最も高くなった。（横田良平）
経常収益は前期比２・４％増の３９２億３９００万円。前期にアシックス（神戸市中央区）株の売却益を計上した反動で、経常利益は２０・２％減の１２７億９２００万円、純利益は２０・４％減の８９億４５００万円だった。
