モンゴルの航空会社フンヌ・エアが、12月30日と来年1月3日に、神戸空港と同国の首都ウランバートル(チンギスハーン国際空港)を結ぶ国際チャーター便を運航することが、同社関係者への取材で分かった。全席がツアー用に確保されており、個人向けの航空券販売はない。モンゴルの航空会社が神戸空港に就航するのは初めて。
小型機の「エンブラエル190」(97席)を使う。12月30日は午前9時半に神戸を出発し、午後1時半にウランバートルへ到着。1月3日は午前4時半の現地発で、同8時半に神戸へ着く(いずれも現地時間)。
フンヌ・エアと契約した東京の旅行会社ジャパン・エア・トラベル・マーケティングが全席をJTBや神戸新聞旅行社などに販売し、各社が5日間のツアー商品として売り出している。
フンヌ・エアは2011年設立。日本との間に定期便はなく、今年は新潟や松本、広島など約10の空港とウランバートルを結ぶチャーター便を運航してきた。神戸空港へは今年4月の国際化を前に、神戸市に就航を申請したが、かなわなかった経緯がある。(大島光貴)
























