遺言を通じて、特定の団体や個人へ遺産を寄付する「遺贈寄付」について学ぶセミナーが、神戸市内で開かれた。昼と夜の部があり、兵庫県内各地から計約80人が参加した。
日本財団と神戸新聞社の主催。同財団は、社会課題の解決に取り組む非営利団体の事業に資金を助成しており、子どもの居場所づくりや被災地支援など幅広い活動を支えている。財源としてボートレースの売り上げの約3・1%分を充てているほか、遺贈寄付なども受け入れている。
昼のセミナーには、同財団の笹川陽平名誉会長も出席し、あいさつ。続いて行政書士の佐山和弘さんが、遺言書の書き方を手ほどきした。「遺言に財産のことしか書いていなければ、(分与される額の)多い、少ないに目が向く」として、「昔のエピソードや感謝のメッセージも記してほしい」と助言した。
遺贈寄付の使い道について、同財団の担当者は「財団では寄付をした人が選ぶことができ、全額が社会貢献に使われる」と説明した。(長尾亮太)






















