売上高100億円を目標とするメリットなどを学んだセミナー=神戸市中央区東川崎町1、市産業振興センター
売上高100億円を目標とするメリットなどを学んだセミナー=神戸市中央区東川崎町1、市産業振興センター

 売上高100億円を目指す中小企業経営者らが先進事例を学ぶセミナーが6日、神戸市中央区の市産業振興センターで開かれた。中小企業庁の「100億宣言」に名乗りを上げた旭光電機(同)の和田貴志社長(64)が講演。100億円を目指す意義や、達成するための具体的手法を語った。

 セミナーは経営コンサルティング大手の船井総合研究所(東京)と神戸市が企画、経営者30人が参加した。同庁は昨年、売上高100億円を目指すと表明した企業を、社名の公表や補助金などで支援する制度を始めた。兵庫県内では121社が宣言している。

 センサー製造の旭光電機は昨年7月に宣言し、達成時期を28年度とした。和田氏は「年間1、2人だった新卒採用が、宣言後は6人に増えた」と効果に驚いた様子。「世間に成長企業だと示し、学生の親に安心してもらえた」と分析した。

 今後は「OEM(相手先ブランドによる生産)だけでなく自社ブランドを伸ばし、最終的に300億円を目指す」と力を込めた。

 船井総合研究所の真貝大介社長(49)も講演し「目標の設定自体が成長のエンジンになる」などと話した。(荻野俊太郎)