アマゾンジャパンが尼崎市内に新たに設けた物流拠点「Amazon武庫川フルフィルメントセンター」(同社提供)
アマゾンジャパンが尼崎市内に新たに設けた物流拠点「Amazon武庫川フルフィルメントセンター」(同社提供)

 インターネット通販大手のアマゾンジャパン(東京)は、尼崎市道意町に新しい物流拠点を設けたと発表した。延床面積は約11万1千平方メートルで、同社として関西最大という。尼崎市内に2022年3月にも物流拠点を開設しており、2カ所目となる。

 新拠点は「Amazon武庫川フルフィルメントセンター(FC)」。ネット通販の利用者に届ける商品を保管する。

 地上4階建て。ロボットが荷物を移動させる最新技術を導入した。ロボット約3千台が、約3万台の商品棚を動かす仕組み。商品を包む紙袋の自動梱包機も設置し、作業の効率化を図る。屋上に太陽光発電設備を設置した。

 同社はほかに、20年と23年にそれぞれ尼崎市と神戸市に配送拠点を設けている。21年~25年の兵庫県内への投資額は1800億円超という。

 新拠点は、こうした既存の拠点と連携しやすく、高速道路に近い立地が進出の決め手となった。関西エリアでの需要拡大に対応する。同社は「これまで以上に効率的な配送作業が可能になる。兵庫県で働く機会を創出し、地域経済の発展も後押しする」としている。(末永陽子)