手元のタブレット端末に話しかけると、スクリーン上の被爆者が体験を話し始める=広島平和記念資料館
手元のタブレット端末に話しかけると、スクリーン上の被爆者が体験を話し始める=広島平和記念資料館

 「被爆した日は何をしていましたか」「好きな人はいましたか」。質問を投げかけると、スクリーン上の原爆被爆者が本人の声で答える。これは、広島市が人工知能(AI)を活用して開発した対話装置だ。記憶や体験の継承が課題となる中、被爆者5人の協力を得て計5台を製作した。来年度までに本格運用する予定で、3台は出張型、2台は広島平和記念資料館(同市中区)などへの常設を目指す。(合田純奈)