阪神

  • 印刷
スタート直後のサントリーマーメイド3号=3月26日((C)Kenichi Horie)
拡大
スタート直後のサントリーマーメイド3号=3月26日((C)Kenichi Horie)
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 【堀江さんから】

 5月5日午前10時、北緯25度、東経167度付近。

 良い天気が続いています。5月3日の昼前、突然GPS(衛星利用測位システム)の電源が切れました。晴天が続き、太陽光発電はフル稼働。バッテリーが満腹状態になり過充電防止装置が動いたようです。太陽光発電パネルの半分をシャツで覆って、休憩してもらいました。しばらくしてGPSは復旧しました。

 このヨットでは太陽光発電パネルは1枚しか使っていません(予備はあります)。このため、可能な限り省エネを実行し、電力は大切に使ってきました。この考えは間違っていないと思います。しかし、良い天気が続くと少し余裕が出るようです。

 東からの良い風も続いています。予定より1週間ほど早く、全航程の60%を超えました。今後は、北緯24度ラインを西に進み、南鳥島、北硫黄島、室戸岬南10マイルの地点を目指します。

 黒潮は乗るのではなく、横切る形になります。このヨットは、その能力を十分に発揮してくれると思っています。注意すべき点は台風です。遭遇しないことを願っています。

 5月4日、食糧の残量調査を行いました。好物のカレーは半分の30個になっていました。シリアル、缶詰、カロリーメイト、レトルト米、ノンアルコールビール、ロングライフミルクなどは余りそうです。

 昨夜、トビウオがコックピットに飛び込んで来ました。15センチほどの食べ頃でしたが、間違って踏みつけてしまいました。残念。

 【子どもたちとの交信】

 航海中にイルカやクジラを見ることがあると思いますが、ヨットに向かってきたりしないのですか? 大変だと思いますが、頑張ってください!(雲雀丘学園小学校6年生)

 -今回の航海では、イルカやクジラは見ていません。日本に近づいてくると見ることがあるかもしれません。イルカやクジラは優しいのでヨットに向かって来ることはないと思いますが、ぶつかったら大変ですので、逃げます。

 海の真ん中にいて周囲に何も見えない時、どうやって現在地を確認しているのですか?(芦屋高校ヨット部員)

 -ヨットの練習中、突然霧などで周囲が見えなくなった時、どうやって目的地へ行くのでしょう。高校生のヨット部員は、こんな経験をしていないのかな? 方位を知るにはコンパスがありますし、位置を知るにはGPSがあります。

 航海している間で、どんな景色が思い出に残っていますか?(三田学園中学校2年生)

 -出発して、すぐに嵐に遭いました。嵐が通り過ぎた後の夕日はきれいで、忘れられない景色でした。晴れた夜は、たくさんの星が見えます。波が少しでもあると、星空が海面に映る「満天の星」にはなりませんが、それでもきれいです。風がやみ、波がない夜は、見えるところ一面に星空が出現します。息をのむ景色です。

【バックナンバー】
【洋上通信7】日付変更線を通過
【洋上通信6】命綱付けてシャンプー
【洋上通信5】オアフ島沖合1・5マイルを通過
【洋上通信4】アマチュア無線局開局
【洋上通信3】夜の海に映る星空
【洋上通信2】ハワイまで1300マイルの所に
【洋上通信1】いきなり嵐 その後は順調
【下】海を切り開いた先達に今も憧れ
【中】洋上での生活あくまで自然体
【上】チャレンジ精神マグマのよう

阪神堀江謙一さん
阪神の最新
もっと見る
 

天気(7月6日)

  • 33℃
  • 26℃
  • 50%

  • 28℃
  • 24℃
  • 60%

  • 31℃
  • 26℃
  • 50%

  • 31℃
  • 25℃
  • 50%

お知らせ