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 尼崎市は、2025年2月のプロ野球・阪神タイガース2軍施設オープンに向け、「阪神タイガースファーム(2軍)活性化寄付金」の募集を始めた。特典の第1弾は「新球場の内覧会」。開業前の真新しい観客席やグラウンドのほか、ベンチ、ロッカールームといった選手・関係者エリアを一足先に体験できる。

 寄付金は全額が「小田南公園周辺地域活性化基金」に積み立てられ、2軍施設移転先となる同公園(杭瀬南新町3)周辺での選手との交流イベントやにぎわい創出などに使われる。

 内覧会は25年2月21~23日でそれぞれ午前・午後に分けて行う。参加人数は寄付額に応じ、3万円以上=1人▽6万円以上=2人▽9万円以上=3人▽12万円以上=4人。市の専用フォームから申し込み、24年7月31日締め切り。期間中何度でも寄付できるが、特典は上限数に達すれば終了する。

 市では阪神タイガースのオリジナルグッズを返礼品にしたふるさと納税(尼崎市民は対象外)も準備中で、年内にも数点が登場する予定という。尼崎市経済観光振興課TEL06・6489・6670

(広畑千春)