大正期の「御殿作り」の内裏びななどが飾られている=川西市下財町
大正期の「御殿作り」の内裏びななどが飾られている=川西市下財町

 3月3日の「桃の節句」を前に、大正期に作られたひな人形など約110点を飾る「ひな人形展」が、兵庫県川西市下財町の川西市郷土館で開かれている。訪れた親子連れらは、一足早く春の訪れを感じていた。4月6日まで。

 ひな人形は2000年に近くの旧家から寄贈され、同館が毎年開く。館内にある耐震改修工事を終えた国登録有形文化財「旧平安(ひらやす)家住宅」の和室で展示している。