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「たき火」周りの商品群の品ぞろえを強化する名城嗣明社長=姫路市船津町
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「たき火」周りの商品群の品ぞろえを強化する名城嗣明社長=姫路市船津町

 トタン製バケツ大手の尾上(おのえ)製作所(兵庫県姫路市)が、「ONOE」ブランドで展開するアウトドア用品の開発に力を入れている。キャンプ人気の高まりを追い風に、「たき火」関連商品の売り上げが好調なためだ。手ごろな価格と多用途化をウリに、他社の高級品と差別化して市場を深掘りする。

 同社は1948年設立の家庭用品メーカー。「吸いがら入れ」「防火用」と赤地に白い文字で書いたレトロな商品を含め、創業当時から手掛けるトタン製バケツのシェアは、今も国内トップクラスという。

 年間を通じて生産するバケツに加え、冬場は湯たんぽを作ってきた同社が、アウトドア用品に進出したのは86年。「夏場の商品を」と、バーベキューコンロを開発し販売を始めた。

 近年のキャンプブームを受け、品ぞろえを増やしているのが、たき火をする際に必要な商品群。まきを燃やす台や、たき火の上に鍋をつるすハンガーなどだ。大半が1万円以下に価格を抑えている。

 商品名に「マルチ」を冠したものが多いのも特徴。キャンプを始める際は、テントや寝袋など買いそろえる商品数が多くなるため、同社は一つの商品を多用途に使えるよう、開発に知恵を絞る。消費者は購入する商品が減れば、キャンプに行きやすくなる。名城嗣明社長は「誰でも手ごろに、手軽にキャンプを楽しめるよう、低価格で多用途に使える商品の開発にこだわり続ける」と話している。(段 貴則)

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