新しい1年の健康を願って七草がゆを食べる行事が7日、兵庫県姫路市書写の書写認定こども園であった。紙芝居を通して七草がゆの由来などを学び、4、5歳児が出来たてを味わった。
平安時代から続く伝統行事に親しんでもらおうと、同園が20年以上前から毎年企画している。
この日は暴風雪警報などの影響で自由登園となり、21人が参加。紙芝居では、1月7日にセリやスズナ(カブ)、ハコベラなど春の七草が入ったおかゆを食べると、1年間健康に過ごせる-と言われていることなどを学んだ。
こども園の畑でハコベラを見つけたという女児(6)は「葉っぱの味がしておいしい。お母さんに七草がゆのことを教えてあげる」と話していた。(安藤真子)
