寒中らしい厳しい冷え込みが続く中、世界文化遺産・国宝姫路城(兵庫県姫路市本町)の内堀が毎朝のように凍結している。数日にわたって氷が張るのは、近年では珍しいという。
神戸地方気象台によると、姫路では13日未明に最低気温が氷点下3・1度まで低下。今月7日から1週間続けて氷点下となった。13日朝は三の丸広場の芝生や木々の枝にもびっしりと霜が降り、真っ白な景色が広がった。
姫路城管理事務所によると、内堀は9日ごろから凍り始め、日中に一部が解けて夜間に再び氷が張る状態が繰り返されているという。(小林良多)
