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氷に覆われて輝く水車=神河町新野
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氷に覆われて輝く水車=神河町新野

 兵庫県神河町新野の田園地帯で、一風変わった冬景色に出会った。神戸地方気象台・福崎観測所で最低気温が氷点下5・4度と冷え込んだ今月10日、氷に覆われて真っ白になった水車を発見。水路のせせらぎを受け、ゆっくりと回りながら輝きを放っていた。

 一帯では昔ながらの農村風景を再現しようと2008年ごろから、住民有志でつくる「新野水車の会」が毎年5~10基の水車を設置。このうち、水をくみ上げる揚水用の水車は冬場になると撤去するが、動力できねを上下させる「精米用」の1基だけは年中展示している。

 凍ったのはこの水車で、直径3・3メートルと揚水用よりも一回り大きく、運ぶのが大変なことから“常設”されているらしい。

 放射状の木枠の一本一本が無数の氷の粒でびっしりと覆われ、「コッコッ」と小さな音を鳴らしながらゆっくりと回る。すくった水が氷の上に垂れてキラキラと光り、まるでドレスをまとって踊っているようにも見えた。

 最低気温が連日、氷点下を記録するなど厳しい寒さが続いた影響とみられ、新野水車の会の生田良昭会長(76)は「めったにないことだからすぐ写真を撮った」と話していた。

 間もなく、「ギシギシ」と鈍い音を立てるようになったため、同会では「このまま放っていたら壊れる」との結論に至り、翌日、ハンマーでたたいて氷を砕いたという。(井上太郎)

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