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2日からの本格運用に向け、たんの吸引器などを用意する看護師=姫路市内(撮影・小林良多)
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2日からの本格運用に向け、たんの吸引器などを用意する看護師=姫路市内(撮影・小林良多)

 新型コロナウイルスの感染患者に特化した専用フロアが兵庫県姫路市内の民間病院に開設され、2日から受け入れが始まる。一部稼働していた別館の入院患者を本館に移すなどの調整がついたこともあり、市の要請を受けてフロアを丸ごとコロナ専用に転用。12床の確保により市内のコロナ病床は計46床に増え、今も60人前後で推移している自宅療養の減少が期待される。

 同院の別館では約5床が稼働していたが、入院患者が本館に移ったり、退院したりするタイミングが重なり、今回の開設につながった。受け入れを前に同病院が神戸新聞社の取材に応じ、運用準備が進むフロア内を公開した。

 従来は3~4人が入っていた大部屋6室の定員をそれぞれ2人に減らし、計12床の病床を設けた。部屋の入り口はビニールシートで仕切り、床には赤や黄のテープでレッドゾーン(汚染区域)を明示。ベッド2台は離れて置かれている。

 国や県からの補助金を充て、室内の空気を廊下に漏らさない「簡易陰圧装置」を設置。患者の脈や血中の酸素濃度をナースセンターで管理できる機器を導入した。市が人材派遣会社に呼び掛けるなどし、看護職員11人を新たに採用することもできた。

 「自宅療養で不安だった高齢者らを、プロの手でケアしていきたい」と同院看護部長の女性(54)。市内の急性期病院から症状の落ち着いた患者も受け入れる予定という。

 1日には、看護師らが防護服の着脱場所や消毒の徹底といった感染防止策を確認。市保健所の毛利好孝所長が足を運び「気を緩めずに対策すれば、感染は防げる。陽性者を診る不安や大変さはあるが、頑張ってほしい」と激励した。

 姫路市役所で会見した清元秀泰市長はフロア開設への感謝を述べ、「市民には感染が誰にでも起こり得ると認識してもらい、行動を見直してもらいたい」と呼び掛けた。(田中宏樹)

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