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 兵庫県姫路市で1月末以降、新型コロナウイルスの新規感染者数の減少傾向が鮮明になりつつある。陽性者の増加が続いた1月上旬から中旬と昨年12月とを比較すると、若者の感染割合が明らかに増加しており、年末年始の人の移動が「第3波」の拡大をもたらしたと考えられる。市保健所の毛利好孝所長は「大きく人が動けば陽性者が増えるのは明白。再び病床もひっ迫しかねない」と警鐘を鳴らす。(井沢泰斗)

 市がまとめた統計データによると、12月は医療機関や高齢者施設などで複数のクラスター(感染者集団)が発生し、月間の感染者435人のうち、60代以上の陽性者が54%(236人)を占めた。死亡率も6・2%と県平均(4・4%)を大きく上回った。

 これに対し、1月は29歳以下が28・0%、30~40代が26・1%と合わせて5割超に達し、70歳以上は2割程度に減った。年末年始で帰省や会食の機会が増えた影響とみられる。ただ、死亡率は4・3%と依然高く、県平均(2%)を超える状態が続いた。この傾向について毛利所長は「姫路は人口が多い上に高齢化率も比較的高いためでは」と推測する。

 人口10万人当たりの感染者数をみると、1月5~11日の週には29・9人、12~18日の週も29・2人を記録。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が示す指標によると、25人以上は「ステージ4」(爆発的感染拡大)に該当し、姫路の感染状況が極めて深刻だったことが分かる。

 兵庫県に2度目の緊急事態宣言が発令されたのはそのさなかの1月13日で、おおむね2週間後の同26日~2月1日の週には、10万人当たりの感染者数が「ステージ3」(15人以上)の17・2人にまで減少。検査の陽性率や新規感染者数の前週比の数値も下降が続き、宣言が一定の効果を発揮したといえる。

 一方、感染拡大の局面では病床のひっ迫も問題になり、1月15日の会見では清元秀泰市長が「ほぼ医療崩壊の段階だ」と危機感をあらわにした。医療機関や軽症者用ホテルに入れず、自宅療養を強いられる陽性者は最大で161人(1月11日)に上った。1月の自宅療養者数は、最終週に入ってようやく週平均で100人を下回った。

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