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スループレーを楽しむ家族連れでにぎわう「旭国際姫路ゴルフ倶楽部」=姫路市香寺町相坂
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スループレーを楽しむ家族連れでにぎわう「旭国際姫路ゴルフ倶楽部」=姫路市香寺町相坂

 コロナ禍でスポーツ大会の中止が相次ぐ中、ゴルフ場の客足がにわかに伸びている。密を避けられる屋外スポーツとあって、兵庫県姫路市内のゴルフ場でも若者や女性の利用客が急増。昼休憩を挟まずにラウンドしたり、1人で楽しんだりと、新たなプレースタイルも生まれている。(地道優樹)

 姫路市香寺町相坂のゴルフ場「旭国際姫路ゴルフ倶楽部」では昨年4~12月に3万438人が利用し、前年同期比で2591人増えた。前回の緊急事態宣言後の7月ごろから平日の利用が倍増し、平均100人前後が訪れるという。

 コロナ禍を背景に人気が高まっているのが「スループレー」だ。昼休憩を挟まずに18ホールを一気に回る方法で、所要時間は5時間ほど。4~12月の利用客のうち7916人がスループレーを選び、前年比2・6倍に上る。

 皮革製造業の男性(39)=同県福崎町=も昨年4月ごろからスループレーを始めた。取引先との商談が午前中に終わることも増えたため、月に5、6回と頻度も倍に。「体を動かしてスッと帰れるので気分転換になる。人が集まるクラブハウスに入らなくていいので安心できる」と男性。臨時休校で家にいた長女(14)も誘うようになり、今ではスコアを競い合う。

 若者の利用も急増した。昨年4~12月の20代の利用客は2806人で、前年から倍増。30代も3349人と千人近く増えており、いずれもスループレーが大半という。同ゴルフ場マネジャーの永良泉さん(52)は「20代の女性客も多く、レディースクラブの在庫が足りない販売業者があると聞いている。短時間で回れることが支持されているのでは」と分析する。

 一方、姫路市大塩町の「姫路シーサイドゴルフコース」では「1人プレー」が人気を集めている。

 昨年の緊急事態宣言時は臨時休業したが、コロナ対策で1人利用(9ホール)に限定して再開すると、3週間で1514人が訪れた。神戸や大阪など遠方から来る人も多く、8割以上を新規客が占めたという。

 現在も早朝と午後に計10人前後の1人プレー枠を設け、昨年4月~今年1月に通算4352人が利用した。2月初旬に1人で訪れた同県明石市の会社員男性(49)は「コンペ形式でスコアを競うのが嫌だった。1人なら純粋にプレーが楽しめ、散歩代わりにもなる」と笑顔で汗を拭った。

 新規客の定着もあり、昨年4月には2千人を割っていた客足が11月には5千人を突破。同ゴルフ場を運営する姫路ウォーターフロントの新井富雄社長は「隠れて腕を磨きたいというプレーヤー心理にもマッチしていたのでは」と話した。

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