姫路聖マリア病院(兵庫県姫路市仁豊野)が、重症ぜんそくの治療に特化した専門外来を立ち上げた。従来のステロイド薬では症状をコントロールできない患者向けに、専門医が最新の医薬品で対処する。地域のかかりつけ医とも連携し、一人一人の症状に適した治療法をアドバイスする。
厚労省の2017年調査によると、全国で継続的に治療を受けているぜんそく患者は約111万人と推計される。姫路市消防局管内(姫路市と福崎、市川、神河町)では17年以降、毎年61~123人がぜんそくで救急搬送されている。
ぜんそくの治療では発作を抑えるためにステロイド薬の吸引を行うが、重症の患者は飲み薬や注射薬も併用する。ただし長期で使用すると感染症や骨粗鬆症(こつそしょうしょう)、精神障害などの副作用が生じるリスクがある。
新たに姫路聖マリア病院が設けた専門外来では、症状の原因となる物質に対する抗体を体内に取り入れる「抗体医薬」を扱う。同病院によると、15年以降に重症ぜんそくの発作回数を減らす新薬が相次いで開発されているが、高額のために民間病院では備蓄が難しい傾向にあるという。
外来で診療を担当する呼吸器内科医長の中島康博(やすひろ)さん(35)も、幼少期からぜんそくに苦しんできた。昨春に西宮市の兵庫医科大病院から古里の姫路に移り、診療を続ける中で「症状をコントロールできていない患者が多い」と実感した。新薬での治療という選択肢を広めようと、今年1月に専門外来を新設した。
かかりつけ医による治療を続けてもらいながら、抗体医薬品を使う場合のみ専門外来で対応する。「ぜんそくは個々に炎症のメカニズムがあり、治療のステップを見直すことで改善することが多い。専門医としてセカンドオピニオンを受け付けつつ、主治医と二人三脚で医療連携していきたい」と中島医長。診療時間は毎週火曜の午後2時~同3時。完全予約制。
同病院地域連携室TEL079・265・5282
(地道優樹)

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