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77歳の今もアイアンヘッドの研磨作業を続ける下崎一夫さん=市川町西川辺
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77歳の今もアイアンヘッドの研磨作業を続ける下崎一夫さん=市川町西川辺
「松山モデル」の打面を採寸するための金属板=市川町西川辺
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「松山モデル」の打面を採寸するための金属板=市川町西川辺

 ゴルフのマスターズ・トーナメントで松山英樹選手が日本男子初のメジャー制覇を果たしたその日、兵庫・播磨の地から祈るようにプレーを見詰める人がいた。国産ゴルフアイアン発祥の地・市川町の下崎一夫さん(77)。アマチュア時代の松山選手にアイアンを供給し、ともに歩んだ職人だ。

 下崎さんは15歳からゴルフクラブの生産に携わり、兄と立ち上げた製造会社では故杉原輝雄選手らのアイアンを請け負った。現在は代表を務める「シモサキゴルフ」でヘッドを研磨加工し、プロの女子選手たちを支えている。

 松山選手と出会ったのは明徳義塾高時代。知人を通じて注文を受けた。「顔」と呼ばれる打面は非常に小さく、芝が固い海外用に「バウンス角」を鋭くするなど、その要望は当時から世界を見据えていた。2011年には下崎さんが提供した「松山モデル」を握り、マスターズのベストアマチュアに。プロとなって大手メーカーと専属契約を結ぶまでサポートは続いた。

 テレビ観戦した下崎さんは「日本の誇り。東京五輪で金メダルを取れるよう応援したい」と、世界を制した29歳にエールを送った。(大山伸一郎)

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