姫路

  • 印刷
小冊子「江戸時代長寿四人衆」を作った若林利光さん=神戸新聞姫路本社
拡大
小冊子「江戸時代長寿四人衆」を作った若林利光さん=神戸新聞姫路本社

 兵庫県姫路市の脳神経外科医、若林利光さん(68)が、長生きした江戸期の著名人を紹介する小冊子「江戸時代長寿四人衆」をまとめた。90歳まで生きた浮世絵師の葛飾北斎ら4人を取り上げ、食事や生活習慣、ストレス解消法を現代医学の視点から分析している。(地道優樹)

 若林さんは神戸大医学部を卒業後、勤務医を経て1987年に姫路市で「若林医院」を開業した。脳梗塞や認知症の予防医療に取り組む傍ら、文献から歴史上の人物の疾患を研究しており、「戦国武将の病が歴史を動かした」など多数の著書がある。

 今回は葛飾北斎のほか、80代まで現役だった蘭学者の杉田玄白、儒学者の貝原益軒(かいばらえきけん)、作家の曲亭馬琴(きょくていばきん)に注目した。伝記や生前の随筆から、持病や日頃の生活ぶりを読み解いた。

 晩年に手の震えや歩行障害の症状が出ていた杉田玄白は、パーキンソン病だったと推測する。85歳まで長生きしたのは、酒を控え、旬の味覚を食事に取り入れていたことや、「昨日のよくないことは後悔してはいけない」といった養生訓が秘訣(ひけつ)とつづった。

 若林さんは「偉人たちも晩年は認知症など、現代人と同じ病気に苦しんでいた。病名や予防法、治療法も解説しているので身近に感じてもらえたら」と話す。手のひらサイズで92ページ。送料込みで440円。若林医院TEL079・297・7737

姫路
姫路の最新
もっと見る

天気(6月22日)

  • 28℃
  • 22℃
  • 30%

  • 28℃
  • 18℃
  • 30%

  • 30℃
  • 22℃
  • 30%

  • 30℃
  • 21℃
  • 30%

お知らせ