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聖火リレーの会場となる姫路城の三の丸広場=姫路市本町(撮影・地道優樹)
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聖火リレーの会場となる姫路城の三の丸広場=姫路市本町(撮影・地道優樹)
宍粟市に掲げられていた聖火リレーの横断幕やのぼり旗=宍粟市山崎町中広瀬
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宍粟市に掲げられていた聖火リレーの横断幕やのぼり旗=宍粟市山崎町中広瀬
宍粟市に掲げられていた聖火リレーの横断幕やのぼり旗=宍粟市山崎町中広瀬
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宍粟市に掲げられていた聖火リレーの横断幕やのぼり旗=宍粟市山崎町中広瀬

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言延長を受け、兵庫県でも急きょ計画が見直されることになった東京五輪の聖火リレー。播磨・但馬の7市を通過する予定だった23日は、姫路城三の丸広場(同県姫路市本町)に会場が絞られた。最終的な実施形式が固まるのは今後だが、宍粟市のリレーは中止が決定。カヌー競技場がある音水湖で無観客開催の準備を進めていた担当者は「宍粟を全国にPRするチャンスだったのに」と声を落とした。

 実施方法としては三の丸広場を周回する方向で調整が進められており、観客はランナーの家族ら関係者に限る。姫路薪能奉賛会の出演が予定されていた聖火のお披露目イベントや、公募した小学6年生20人が最終走者と伴走する「サポートランナー」の扱いについては、大会組織委員会や県、姫路市で協議する。

 視覚障害があり、卓球やテニス、陸上競技などのパラスポーツに打ち込む曽谷通子さん(58)=同県たつの市=は、本来なら姫路市内の公道を駆けるはずだった。突然の変更に「走っている姿をパラスポーツの仲間に間近で見てもらい、聖火を感じてほしかった。目が不自由な仲間も多く、映像では伝わらない」と残念がる。

 ただ「今の状況では、参加できるだけでも幸せと思うしかない」とも。実際に走ることになれば、次女の上原綾香さん(27)の伴走で本番に臨むつもりだ。

 宍粟市出身で、音水湖でカヌーに乗って聖火を引き継ぐ予定だった近畿大3年石原文哉さん(20)は「安心安全を最優先に考えれば、公道での中止は仕方がない」と自身を納得させるように話す。「(もしも三の丸広場で走れるなら)コロナ禍で気持ちが沈んでいる人たちを元気づけられるようなリレーを見せたい」と前を向いた。

 自治体側のショックも大きい。宍粟市は1500本ののぼり旗を作って機運を高め、音水湖周辺に記念碑を設置する計画もあっただけに、担当者は「聖火が来ていれば、住民の誇りにもなったはず」と無念そうな表情。姫路市の担当者は「ゼロからのスタートで、準備は大変な作業になる。時間は限られるが、精いっぱいやるしかない」と力を込めた。(井上 駿、村上晃宏、田中宏樹)

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