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緊張した表情でワクチン接種を受ける女性=姫路市広畑区正門通4
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緊張した表情でワクチン接種を受ける女性=姫路市広畑区正門通4

 兵庫県姫路市内の在宅の65歳以上を対象にした新型コロナウイルスワクチンの個別接種が31日、同市内の診療所や病院で始まった。約160の医療機関で順次スタートする。初日に1度目の接種を予約していた女性(79)=同市=は、この日を待ち望んでいた1人。注射を受け終わるまでの様子に密着した。(森下陽介)

 午前9時、娘(54)に体を支えられながら自宅を出た。2月に転倒して腰の骨を折った女性は、5月20日まで治療やリハビリのため広畑センチュリー病院(同市広畑区正門通4)に入院。その間、同病院で直接ワクチン接種を予約したという。

 娘が運転する車で病院に向かい、約15分後に到着。予約している午前10時すぎまで、一般の患者と共にロビーで待機した。

 コロナの感染拡大以前は、近くのショッピングモールに出掛け、買い物も兼ねて1日に5千歩ほど歩くのが日課だった。市内に住む孫とも頻繁に会っていたが、今は感染防止のため外出を控えている。「仕方がないけど寂しい。みんながワクチンを受けて、早く元の日常に戻ってほしい」と話す。

 午前10時15分ごろ、医師の問診を受け、体調に異変がないことを確認。処置室に移り、接種を受けた。看護師から「翌日、腕に筋肉痛のような痛みを感じるかも」と説明を受けると、女性は少し考えてから「利き腕はやめとくわ」と左腕に注射を受けた。

 その後、ロビーの横に設けられたスペースで15分間の経過観察があった。女性に副反応はなく、職員から次回接種日の説明を受け、午前10時45分には病院を後にした。待ち望んだワクチンに「やれやれという感じ。不安な毎日だったので、本当に良かった」とほっとした表情を見せた。

 市内の在宅高齢者は約14万5千人で、5月24日時点で確保できているワクチンは約11万人分。市は今後、集団接種の会場も増やす方針で、担当者は「個別接種と合わせ、7月末までの全希望者への接種完了を目指す」としている。

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