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初公開される姫路城大天守の武具庫=姫路市本町
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初公開される姫路城大天守の武具庫=姫路市本町
姫路藩主の手による日本刀が再現された=姫路市本町
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姫路藩主の手による日本刀が再現された=姫路市本町

 世界文化遺産・国宝姫路城(兵庫県姫路市本町)の大天守で1日から8月31日まで、槍(やり)や刀、銃が保管されていた武具庫が初公開される。当時の防備の姿を再現するため、江戸期に使われた武具を忠実に復元した模造品を展示。合わせて、火薬の原料を保管したとされる「チの櫓(やぐら)」と「リの一渡櫓(いちわたりやぐら)」も1日から一般公開し、攻め手を迎え撃つ仕掛けの妙を体感してもらう。(地道優樹)

 武具庫は大天守の1、2階にあり、それぞれ約5・5メートル四方の部屋が3室ずつある。籠城する将兵が寝泊まりする大広間に面しており、壁には槍や鉄砲を収納できる武具掛けが各所に備え付けられている。

 公開は緊急事態宣言の発令で5月から延期されていた。模造品は、文化庁の助成事業「生きた歴史体感プログラム」(リビング・ヒストリー)を活用して制作。江戸初期の火縄銃(約1・3メートル)や、姫路藩主酒井忠恭(ただずみ)が鍛造した日本刀(約1メートル)、酒井家の家臣が所持した甲冑を、時代考証を経て復元、展示する。

 武具庫内ではプロジェクションマッピングも投影される。1階は「武具・甲冑の美」、2階は「大天守徹底解剖」がテーマ。姫路城ゆかりの池田輝政や宮本武蔵を紹介するパネルもある。

 大天守南西に位置し、同じく武具庫の役割を担う「チの櫓」と「リの一渡櫓」も公開。どちらも城郭の櫓としては全国的に珍しい2階建てで、銃を構えるための格子窓が備えられた造りから、重要な防衛拠点だったとみられる。

 今回は1階のみ開放。姫路藩の参勤交代を描いた絵図を元に復元した衣装や馬具、貴重品を持ち運ぶ「長持(ながもち)」など28点を常設展示する。

 感染対策のため、武具庫は閑散期のみ開場する。入城は午前9時~午後4時半。一般千円、小中高校生300円。姫路城管理事務所TEL079・285・1146

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