新型コロナウイルスのワクチン接種で、兵庫県姫路市は米モデルナ製を使う集団接種会場を市南保健センター（飾磨区細江）に設ける。対象は１７歳以上で、１回目の日程は今月１９日、２６日、１０月３日、１０日の４日間。いずれも１週間前に予約を受け付け、各日千回のペースで進める。

　市の公的接種は米ファイザー製を利用してきたが、国からモデルナ製も配分されるようになったため、市は高齢者向けの集団接種会場を設けていた同センターを再び利用する。

　今月１９日分の予約は１２日正午から、市の専用サイトかコールセンター（ＴＥＬ０５０・５５２６・１０９０、土日を含む午前８時～午後７時）で受け付ける。

　かかりつけ医など各医療機関で受ける個別接種（２５００回分）と、広畑集団接種会場（ＭＥＧＡドン・キホーテ姫路広畑店内、１５００回分）の予約についても、同様の方法で１２日正午から受け付ける。いずれもワクチンはファイザー製で、対象は１２歳以上。１回目の日程は、個別接種が２１日以降、広畑会場が１０月４日以降となる。

　県の発表によると、姫路市で２回接種を終えた人は２１万５６５０人（１日時点）で、全市民の４０・３７％。全国平均（４０・０３％）や県平均（４０・８２％）と同水準となっている。（井上　駿）