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アレシンスキーと自身の作品が並ぶ会場で額縁にリードを付けて絵を移動させる日比野克彦さん=姫路市立美術館
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アレシンスキーと自身の作品が並ぶ会場で額縁にリードを付けて絵を移動させる日比野克彦さん=姫路市立美術館
アサガオの種をモチーフに、会場入り口で作品を描く日比野さん=姫路市立美術館
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アサガオの種をモチーフに、会場入り口で作品を描く日比野さん=姫路市立美術館

 現代美術家の日比野克彦さんと兵庫県姫路市立美術館(同市本町)の協働企画展「展示室で会いましょう」が同館で開かれている。日比野さんが小学生の頃から憧れるアンリ・マチス(1869~1954年)ら海外の芸術家6人と、日比野さんの作品が共演する。6人の世界に触発された日比野さんがその場で新作を生み出す公開制作もある。来年1月16日まで。(上杉順子)

 同館は2021年度から、4カ年事業で毎年1人のアーティストを姫路に招く「オールひめじ・アーツ&ライフ・プロジェクト」に取り組む。初年度の招聘(しょうへい)作家が日比野さんで、市内のさまざまな場所でアサガオを育てるなど住民参加型のアート活動を進めている。

 今回は日比野作品に一貫して流れるものを「身体性と批評性」と捉え、海外作家との共演を企画。マチスのほか、フランシスコ・デ・ゴヤ▽アンリ・ミショー▽ピエール・アレシンスキー▽ガブリエル・ベルジョンヌ▽コンスタンティン・ブランクーシ-という、活躍した時代も国も異なる6人の所蔵作を活用し、日比野作品のみの空間も含め七つのシーンを構成した。

 マチスとのシーンでは、日比野さんが「身体の動きが作品になっている」と評するマチスの作品20点が並ぶ手前に、日比野さんがフランスの陶磁器研究所に招かれた際、手の赴くままに造形した陶製のオブジェ50点を置く。

 ベルギーの画家アレシンスキーと日比野作品が壁に掛けられた空間の床には、額縁の裏に車輪が付いた日比野さんの抽象画群を展開。来場者は会場にあるリードを額縁に引っ掛け、犬のように絵と「散歩」ができる。

 公開制作で今後のモチーフとなるのは、マチス(12月25日)とブランクーシ(12月26日)の作品。定員を設けた限定公開で、事前申し込みが必要となる。

 企画展は午前10時~午後5時。月曜定休のほか、当選者のみ入場できる日や年末年始の休みもある。一般700円、高校・大学生400円、小中学生200円。姫路市立美術館TEL079・222・2288

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