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新年に向け、加茂神社にお目見えした巨大なトラ。稲穂などでできている=姫路市安富町安志
新年に向け、加茂神社にお目見えした巨大なトラ。稲穂などでできている=姫路市安富町安志

 来年の干支(えと)にちなみ、稲穂などで作った重さ2トンもの巨大なトラが1日、兵庫県姫路市安富町安志の加茂神社にお目見えした。神社役員や近くの安富こども園の園児らが協力して台座に設置し、迎春準備を整えた。

 1977年から続く恒例行事。たつの市の土木会社がヒノキで骨組みを作り、氏子が育てた酒米「夢錦」の稲穂に塗料で色を付けてトラ柄を表現した。牙やひげなど細部にまでこだわりつつ、丸みを帯びた体で愛らしさも演出し、1カ月がかりで高さ4メートル、幅5メートル、体長7メートルのトラを完成させた。

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