新型コロナウイルス禍で落ち込んだ地域の消費を喚起しようと、兵庫県姫路市商店街連合会は１０日、加盟店での買い物額の２０％が還元されるキャンペーンを始める。「ひめじマチナカ買い物ポイントシール」と銘打ち、同市中心部の商店街や大型商業施設などに入る計約５３０店舗を対象とする。来年１月末まで。

　同キャンペーンは今年で２回目で、昨年は還元率１０％で実施。今回は還元率を倍増させ、さらなる利用客獲得を目指す。

　加盟店のレシートを、ＪＲ姫路駅北の中央地下通路など計５カ所にある特設ブースに持参すると、５００円につきシールが１枚配布される仕組み。シール１０枚を集めると、参加店舗で千円分の金券として使用できる。

　キャンペーンには、同駅から姫路城にかけての主要商店街に加え、山陽百貨店やピオレ姫路、テラッソ姫路などの大型商業施設も参加。スーパーの「ボンマルシェ」も姫路店と大手前店が含まれる。

　シールの配布は予定数に到達し次第、終了する。レシートの額面は５万円が上限。問い合わせは、同市二階町のまちづくりステーション「街の駅」ＴＥＬ０７９・２８７・３４１０

（森下陽介）