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姫路市文化センターのエントランスに残る菓子の姫路城=姫路市西延末
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姫路市文化センターのエントランスに残る菓子の姫路城=姫路市西延末

 先月28日に閉館した姫路市文化センター(兵庫県姫路市西延末)の正面玄関近くに、菓子で作られた姫路城の大天守などが残されている。2008年の姫路菓子博で目玉展示の一つだった工芸菓子「姫路城 白鷺(しらさぎ)の夢」の一部で、瓦や石垣まで精巧に作られている。文字通り職人の粋を集めた作品として知られ、市は今後、別施設に再展示する方向で検討している。

 市などによると、工芸菓子の元の大きさは幅5・3メートル、奥行き4・3メートル、高さ2・7メートルで、実物の約50分の1サイズ。県内の職人がグラニュー糖やマジパンを使い、大天守や大名行列、松の木などを再現した。菓子博では行列ができるほど話題を集めたが、「混んでいて開催中に見られなかった」との声も多く、閉幕後は市が市役所北別館に移し、無料で展示していた。

 さらにその後は、姫路城の「平成の大修理」に合わせて城近くのイーグレひめじに移動し、修理完了後の15年には市文化センターへ。ただ、サイズが大きく緊急時の避難経路をふさいでしまう懸念があったほか、一部に虫に食べられるなどの傷みもあり、天守の部分だけを残して現在に至っている。

 これまで既に3度の引っ越しを経験してきた菓子の姫路城。市の担当者は具体的な場所や時期は未定としつつ「職人たちの技が詰まった大作だけに、これからも多くの方に見てもらえる場所に移したい」としている。(山本 晃)

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