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環境に優しい革としてゼオライトレザーをアピールする福本真也社長ら=三昌
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環境に優しい革としてゼオライトレザーをアピールする福本真也社長ら=三昌

 製革業の三昌(兵庫県姫路市四郷町山脇)が、「ゼオライトレザー」と名付けた「環境に優しい革」の研究開発に力を入れている。同社によると、革製品の素材としての役割を終えた後、従来の革よりも自然界の微生物による分解が進みやすいという。

 革の生産工程で、原料となる動物の皮の腐敗を防ぐ「なめし作業」に、石灰岩からつくられる鉱物「ゼオライト」を使用。すでに試作品が完成し、取引先で革製品づくりにも活用されている。

 従来のなめし作業は、化学物質を使うクロムなめしが主流。また、樹液を原料にした植物タンニンなどを用いる場合もある。ゼオライトを使えば、なめしの質を保った上で、環境負荷の低減につなげられるとして、ヨーロッパの製革業者などが取り入れ始めている。

 福本真也社長は「日本の革が世界と戦い、生き残っていくには、優れた技術に加えて環境を考えたものづくりのアピールが必要」と話している。(段 貴則)

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